20130313

美しき五月のパリ

個人的には「逆コース」なのかも知れない。

30代と40代はほぼ、マルクス主義からの脱却に当てた。
かなりの難事業だった。

今、脱原発の集会や催し物で演る唄を探している。

その頃のものがどうしても出て来る。

これもそのひとつ。
 美しき五月のパリ

パリの5月革命の時の唄とされている。

圧倒的に美しい唄だ。
この旋律を聴きながら思春期に突入した。

だが、5月革命に参加した方々からは、このような唄は聴いたことがないという声もある。

あるにはあったようだ。
フランス語版がある。
こちらの方が勇ましい。流石にラ・マルセイエーズのフランスだと思う。

繰り返されるフランス語は

Oh ! le joli mois de mai à Paris

「おぉ!美しき5月のパリの陽気」
とでも訳されるのだろうか?

当時は丁度ヴェトナム戦争の真っ最中だった。

テレビで初めて報道された戦争だったと言って良い。
その影響は計り知れなく、
世界中で学生たちが立ち上がった。

日本も例外ではなかった。

だが、調べてみると5月革命もまた、
大学の中だけの「革命」であったようだ。

ちょっと迷っている。
唄うべきなのだろうかと。

大きな犠牲を払ってマルクス主義から脱却した。
なのにまた、当時を繰り返すのだろうか?


戦争報道はヴェトナム戦争の当時とは変わり、
軍によって検閲されたと思われるものが主流になった。

かつて受けた衝撃はない。

アメリカ合衆国はヴェトナム戦争から多くを「学んで」しまったのだ。

現実は重苦しく、
そこから飛翔出来る「ユートピア」は描きにくい。

原発を止める止めないで四苦八苦している。

そんな場所に今私たちはいる。

どうしたら良い?


多分、私は唄うだろう。

歌詞を少しだけ変えて。

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