20130207

ルドルフとスノーホワイト

このシリーズも4作目が出た。

しかし、

私は

(小さい画像しかないが)
この堀口忠彦の絵ですっかり慣れ親しんでしまっている。

1作目『ルドルフとイッパイアッテナ』も2作目の『ルドルフともだちひとりだち』も本を持っていない。

何年前になるのだろう。NHK教育(どうだ!懐かしい呼び方だろう!)の「母と子のテレビ絵本」でこの2作を採り上げていた。
毒蝮三太夫の怪演も素晴らしかったが、何と言ってもこの番組を盛り上げたのは、堀口忠彦の絵だった。

この番組を録画したのは大正解だった。

ビデオは東日本大震災のまさにその時、東北を「巡業」した。
一時は帰ってくる事を諦めもしたが、無事震災をくぐり抜けて帰ってきた。デジタル版のおまけまで付いていた。

このビデオは私の宝物である。

この絵に魅せられてしまってはどうにも本の杉浦範茂の絵に不満を持ってしまう。
…絵柄が「怖い」のだ。


しかし、もう「母と子のテレビ絵本」はやっていない。無い物ねだりをしても仕方が無いだろう。

3作目の『ルドルフといくねこ くるねこ』から本を買い始めた。

4作目になって、この絵にも慣れてきた。

絵も若干明るさを持ち始めたのでは無いだろうか?

ルドルフとスノーホワイト』はルドルフの仲間ブッチーの子どもチェリーが行方不明になるところから急展開し始める。

チェリーはトラックに乗って東京へやって来たルドルフに憧れていた。もしや…。

登場してくる猫たちは大半が今迄出て来た猫たちなのだが、この作品で登場してきたスノーホワイトが魅力的なのだ。

姉御肌。だが意外に乙女!

スノーホワイトに逢えただけでも、この作品を入手した甲斐があったというものだ。


物語は従来の作品に比べて、ちょっとドタバタが多いかな?という感触。

それに、終わり方が次回作に引き摺る形で急いでしまっており、終わった気がしない。

どうせ暫くは次回作は出ないのだから(一体何年待った事だろう)1冊1冊の独立性に重点を置いて欲しかった。

名作と言って良いシリーズなのだから。

前回作と合わせじっくり味わって、書評Blog『夏の行方』の方に纏める事も考えている。

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