20071224

目出たい時期には雪が沈む

もう、昨日の事になってしまった。午前中、激しく天候が変わった。

朝、雨だったが本格的な雪になった。大粒の湿った雪だ。…と書いているうちに霙になり、止み始めている。Blogを書くのも大変だ。天候を書くだけでもどんどん変わってゆく。午後にはすっかり晴れ上がってしまった。ホワイトクリスマスが夢であるような、「普通の」冬に戻って来ているのかも知れない。

世の中はクリスマスだ。

過去に縛られているのだろうか?この時期になると気が沈む。
この時期になると収入が減るという要因も大きいと思う。世の中の人は三連休があり、年末年始の休みがあり、嬉しいのかも知れないが、わたしにとってはこの休みは失業を意味する。

そんな生き方を、若い頃からずっとして来た。東京にいる時にはしょうがないのでバイトを入れた。

殆どの時間、からかいの対象になる。世の中の人ははしゃいでいるので自分だけが軽口を叩いているのだと思うのかも知れないが、そんな客ばかりを相手にケーキを売る。または松飾りを売る。デパートの催事も良い収入源だった。

そのように土俵際でこらえて食費を確保し、独りの部屋に帰る。それが年末年始だった。

地方に来て困った事にそれらがない。単純な年末年始失業者となる。困り方も単純になった。


世の中は…そうなのだ、いつの頃からか世の中に揉まれながら、世の中に入れないような生き方になってしまった。なかなか居場所を作る事が難しい。


数年前から女房殿とふたりでクリスマスイブを祝うようになった。喜ばしい事だ。だが、それにまだ巧く付いてゆけない自分も感じている。慣れていない。

年末年始失業者なので祝い方は実に質素だ。その質素さは年々著しくなる。今年はスパゲッティーと鳥の足、それにポトフ。それでもゴージャスに感じる。こんなに贅沢していいのか?という気分になる。

どこか、ぎこちない。ここはわたしの居場所ではないと、誰かに告げられているような気分が押し寄せる。そんな筈はない。ここがわたしの居場所なのだ。


年末年始は夏目漱石を読みながら過ごす事になりそうだ。彼も、居場所を探し続けた。

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